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株式会社Minto様と共同で、AIキャラクター「AIたむらまろ」をプロデュースしました

アライアンス
2023.12.06
eyecatch

株式会社Mintoと共同で、でAIキャラクター「AIたむらまろ」を開発いたしました。
また、2023年12月7日に「AIたむらまろ」初のオフィシャル配信を行うことをお知らせいたします。


▷「AIたむらまろ」プロジェクトについて
「たむらまろ」は、キャラクター作家「なげ」が手掛けるTikTokにて14万3千人のフォロワーを持つ人気キャラクター。この度、Mintoがプロデュース面に参画することにより「たむらまろ」をPictoriaと共にAI技術によって進化させ、キャラクターの新しい可能性と価値を促進することを目指しています。

▷PictoriaのAIキャラクター開発について
日本語でLLM(大規模言語モデル)を扱う難しさ
日本語を使うキャラクターをAI化することは、とてもチャレンジングな課題です。
ChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)は、英語をベースに開発されているものが多いです。
しかし、英語には、一人称、二人称にバリエーションはありません。それに対して日本語では「俺」「ボク」「アタシ」、「あんた」「お前」など、どんな一人称、二人称を使うかがキャラクター性に大きく影響します。
また、語尾をどんなものにするかも、同じようにキャラクターの印象を大きく左右します。
そのため、LLMで日本語を使うキャラクターを創り、そういった日本語の機微を表現するには、様々な工夫を凝らす必要があります。
Pictoriaは、LLMを巧みに操って語尾や言い回しをコントロールし、キャラクターの感情や性格をより豊かに表現する技術を研究しています。
これにより、AIキャラクターによりリアルで説得力のある個性を持たせることが可能になります。

日本語音声合成の複雑さ
日本語は、「橋」と「箸」のように同音異義語が多いなど、その特性から音声合成分野では難しい言語とされています。 さらに、抑揚の強弱でキャラクター性が変わるため、キャラクターごとに最適な読み方ができるよう、音声合成システムをカスタマイズする必要がありました。
Pictoriaは自社で開発した音声合成システムを用い、その問題に取り組んできました。
「AIたむらまろ」の個性的な口調やトーンにもぜひ注目していただきたいです。

エンタメとしてのAIを目指して
当社は、AI、特に生成AIに対して様々な議論があるのを踏まえた上で、エンタメ企業として、AIは「楽しい」を提供できる、ということを示していきたいと思っています。 利便性やDXという文脈ではなく、エンタメとしてAIを昇華させるべく取り組んでいきます。

詳細はプレスリリースにてご確認ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000046857.html