当社がプロデュースするAIVTuber「紡ネン」より派生したローカルLLM版「紡ネン」である『紡ネン Type-HP』が進化し、コメントへのお返事だけでなく、自分からお話ができるようになったことをお知らせします。当社は「こだわりぬいたAIキャラクター」を生み出すために日々研究を行っており、この度、ローカルLLM(大規模言語モデル)を使用したAIキャラクターの自主発話を実現しました。
▷『紡ネン Type-HP』#05 配信について
配信日時:2月7日20:00~
配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=AZM5JqkWQAs
▷ローカルLLM版・紡ネン『紡ネン Type-HP』について
「紡ネン」は、当社がプロデュースするYouTubeで生配信を行っているAIVTuberです。
この「紡ネン」より派生した別個体の『紡ネン Type-HP』はローカルLLM(大規模言語モデル)の技術を駆使して昨年12月に新たに誕生しました。「紡ネン」とは異なるキャラクターとして、ユーザー投票による「妹キャラ」の性格付けなど、さまざまな試みを行ってきました。
▷今回のリリースについて
この度、ローカルLLM版・紡ネンである『紡ネン Type-HP』が自らお話できるようになりました。
これまでは、配信中にリスナーからのコメントにお返事していましたが、これからは自分からお話もできるように。配信開始や配信の終わりにリスナーに話しかける他、配信中にもその時感じたことを自らの言葉でお話します。
ローカルLLM版のネンちゃんがどんな風にお話するのか、ぜひ配信をご覧ください。
「紡ネン」のプロジェクトは、今後も新たな挑戦を続け、AIキャラクターの可能性を広げていきます。『紡ネン Type-HP』の進化にご期待ください。
▷ローカルLLM(大規模言語モデル)とは
AIは様々なタスクをこなします。その中に翻訳や対話といった言語処理もあります。このようなタスクをこなすために必要なものが「モデル」です。
LLMとは「Large Language Models」の略で、翻訳や対話等の言語処理を効率的に処理するための大規模なモデルです。ChatGPTを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
このようなLLMは一般に、二つの利用方法が存在します。
一つはChatGPTのように、インターネットで提供されているサービスを利用する方法。もう一つが、一般に公開されているLLMを自分のPCで動かす方法です。自分のPCのようなローカルな環境で動かせるLLMのことを「ローカルLLM」と呼んでいます。
■関連リンク
ローカルLLM版「紡ネン」が誕生!AIキャラクター事業の株式会社Pictoria、ローカルLLMの運用を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000046857.html
▽詳しくはプレスリリースをご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000046857.html