Pictoria
Pictoria Icon

NEWS

ニュース

Pictoriaは、独自の合成音声サービス「talk shape」(トークシェイプ)を開発しました

コーポレート
2023.11.17
eyecatch

株式会社Pictoria、独自の合成音声サービス「talk shape」(トークシェイプ)を開発
- AIキャラクター事業がさらに加速


完全自社開発の合成音声サービスでワンストップでのAIキャラクター開発が可能に!


AIを主軸としたテクノロジーでIPを創出する株式会社Pictoria(東京都中央区、代表取締役CEO:明渡隼人、以下「Pictoria」)は、新たな合成音声サービス「talk shape」を独自に開発し、当社がプロデュースするAIキャラクター「紡ネン」に導入したことをお知らせします。

▷「talk shape」の開発について
Pictoriaは3年以上にわたりAIキャラクターの開発を行ってきており、長年の研究開発を経て、独自の技術とノウハウに基づいた合成音声の内製化の実現に成功し、これを「talk shape」と名付けました。
当社のAIキャラクターの開発・提供サービスの中で「合成音声」の技術は、「大規模言語モデル(LLM)」と並ぶ重要な役割を担っております。
キャラクターとして魅力的な音声を提供できるように、今後も最注力ポイントとして研究開発を進めていく予定です。
なお「talk shape」は、当社が手がける国内YouTubeチャンネル登録者数1位※のAIキャラクター「紡ネン」に既に導入済みです。
今後は「talk shape」を、AIキャラクターの発話での使用を中心としつつ、さまざまな分野へと展開していくことを計画しています。
※Pictoria 調べ/2023年11月現在/国内においてYouTube配信を行うAIキャラクターにおいて


▷「talk shape」の技術と開発の背景
これまで複数の合成音声サービスを利用してきましたが、当社のように「オリジナルのキャラクターにオリジナルの声を与えたい」という観点では、多くの制約がありました。
日本語の文字情報から音声を生成する手法は、数多くあります。 しかしながら、既存の合成音声サービスを利用する場合は、どうしてもそのサービスが採用している手法に制限され、表現に限界があります。
当社は、徹底的にキャラクターの声の表現を追求するために、あらゆる合成音声手法から最善のものを選択できるよう、このたび「talk shape」を開発いたしました。
これにより、キャラクターごとに最適な合成音声手法を探っていくこと、そして合成音声手法自体を当社でカスタマイズしていくことが可能になりました。
今後は、大量の音声データを収録し、合成音声のベースとなるモデルの作成を行っていきます。 ベースとなるモデルがあれば、それをカスタマイズする形で、少量の音声データのみで短期間にオリジナルの声を作成できるようになります。 これにより、例えば「自社のキャラクターを喋れるAIキャラクターにしたい」というご要望をいただいた際に、収録する音声の量を最小限に留めつつ、低コストで高品質な声をご提供することが可能となります。 これからもPictoriaは、最速で最良の声を提供できるよう研究を進めてまいります。


▷森勢将雅先生(明治大学)とのアドバイザー契約を締結
明治大学の森勢研究室の森勢将雅先生と、合成音声技術に関するアドバイザー契約を結びました。
関連リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000046857.html